「新型肺炎」チャーター機で邦人帰国 一部搭乗者に発熱・せきなどの症状も“甘すぎる”日本の対策!

武漢市に滞在する邦人の退避第1陣となる日本政府の全日空チャーター機は29日午前、羽田空港に到着した。206人の搭乗者に新型肺炎の発症者はいなかったが、発熱やせきなどの症状が出ている人もいるという。検査で陰性の人は自宅待機とする方針だが、症状がなくても他人に2次感染させる危険性はある。帰国者を一定期間隔離する国もあるなかで、日本の対策は甘すぎないか。

 

政府のチャーター機には医師1人、看護師2人を含む医療チームが搭乗、機内で問診票を配り、全員の体温を測定して発熱がないかどうかチェックした。37・4度の発熱や、せきなど体調不良を訴える人が3人いるという。

 帰国後、症状が出た人は東京都の感染症指定医療機関に搬送する。症状のない人も国立国際医療研究センターにバスで送り、全員を検査する。

 陰性の場合は2週間程度の自宅待機とし、外出を極力控えるよう強く求めるが、もっと厳しい措置を行う国もある。

 欧州で初めて新型肺炎患者が確認されたフランスは、希望する武漢在住のフランス人に向け週内にも直行便を用意する。直行便には医師団も同行し、帰国者は14日間隔離される。

 韓国では30、31日にチャーター機4便を派遣。搭乗前後に検疫を行い、政府が用意した臨時の施設に一定期間滞在する。発熱や嘔吐(おうと)、せきなどの症状がある人は搭乗させない方針だ。

 日本の措置に疑問を呈するのは、山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏だ。「新型肺炎は潜伏期でも感染する場合があるとされる。自宅待機でも家族がいたり、宅配業者など外部の人と接触する可能性もある。帰国者は直接帰宅せず、国がホテルや宿泊施設などを確保して医師や専門家を配置して1週間程度入ってもらい、元気な人から帰宅させる措置を取るのがベストではないか。帰ってくる人にとっても安心だろう」と語る

 

 日本国内初の「人から人」への感染も、症状のない人からうつった可能性がある。奈良県在住の60代日本人男性は、バス運転手として1月8~11日に武漢市からのツアー客31人を大阪から東京へ乗せ、12~16日には東京から大阪へ29人を乗せた。山梨、奈良にも立ち寄った。

 男性は14日にせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診。25日に肺炎と診断されたが、男性が運転するバスに乗っていたツアー客に感染が判明した人は現時点ではおらず、せきなどの症状を訴えた人も目立たなかったという。

 政府関係者は邦人の退避第2陣となるチャーター機を、29日午後8時ごろ日本から派遣する方向で調整している。

 中国での新型肺炎の死者は高齢者や糖尿病などの持病を抱える人に多いが、既往症のない30代の死者もいる。国内での感染拡大を防ぐための最善の措置が求められる。

 

 

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